今から三ヶ月前、センター試験を受けました。
当初の頃を振り返ると三ヶ月前とは思えない程昔のように感じます。
自分の学校ではある言い伝えがありました。
それは「受験前になって学校を休みだすやつは落ちて最後まで学校に行くやつは受かる」
という胡散臭いものです。
「別にそんなの信じてねえし」とか思ってた自分は１１月頃から毎週月曜日は休みだしました。なので毎週三連休みたいなもんです。友達も１２月後半になると結構休み出しました。しかし受験前になると不吉なことは出来るだけしたくないものです。まんまと学校側の策にはまった自分はセンター前日学校に行ってみることに。
そこで目にした光景は今でも覚えています。クラスに人が１０人もいませんでした。
まるで放課後のような光景でした。
数学Ⅲの授業では普段は３０人くらいいるのに５人程度。
ですが行ってよかった面もあります。その数Ⅲの先生からのあるアドバイスが非常に役に立ちました。
そしてなんだかんだでセンター当日。場所は横浜国立大学。
自転車で駅まで向かっていたら足を滑らして足首から出血するわ、坂がきつくて体力は削られるわで着くまででボロボロでした。
さて、いよいよ最初の科目、英語がはじまります。
死ぬほど緊張しました。この後にも私大は受けましたがセンターが一番緊張しました。
試験監督のはじめの合図で問題を解こうとしたそのとき、緊張のあまり手が震えて文が読めなくなる始末。
そこで、先に述べた数Ⅲの先生の言葉。
「緊張で手が震えたら目を閉じて３０秒だけ深呼吸しろ」
その言葉を思い出し実践してみると不思議なほどに緊張が解け、スムーズに問題に取りかかることができました。
センター一日目の思い出はこんな感じです。
結局学校の言い伝えはというと、勉強してるやつは受かってしてないやつは落ちるという単純な結果だったと思います。
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